こんな悩みを解決! 「7つの習慣を読んだけれど結局何をすれば良いの?」
「人生の目標って何?なりたい自分ってどうしたら見つかるの?」
「第2の習慣を身につけるためにはどういうことを気をつけたら良いの?」
「今のままじゃいけないと思っているけれど具体的にどうしたら良いか分からない」
「7つの習慣を読んだけれど結局何をすれば良いの?」
「人生の目標って何?なりたい自分ってどうしたら見つかるの?」
「第2の習慣を身につけるためにはどういうことを気をつけたら良いの?」
「今のままじゃいけないと思っているけれど具体的にどうしたら良いか分からない」
「7つの習慣を読んだ初心者が「よしやるぞ!」と思ったけど、結局何から始めたら良いの?」と悩み、だんだんとやる気が無くなってしまうことは多いです。
私は、コロナ禍で様々な勉強を始めて、投資、オートファジー生活と30分の運動を2年、禁煙、英語学習、読書とストレッチを1年半継続しています。その中で出会った本が「7つの習慣」です。
「7つの習慣」の実践は本当にハードルが高く、日々悪戦苦闘しながら、真の習慣化を目指して挑戦し続けています。
この記事では、初心者でも迷わずに「7つの習慣」の習慣化を目指せるよう、「7つの習慣」の基本的な考え方から、具体的な実践例を解説します。
この記事を読むと「7つの習慣に挑戦する初心者が第2の習慣、「終わりを思い描くことから始める」の習慣化に向けて必要な考え方、コツ、実践例」が分かります。
私が実際に学び、実践し、挫折した経験をまとめています。「7つの習慣」に挑戦したい初心者の人は最後まで楽しみながら読んでください。
第2の習慣は、私的成功のゴールを決める作業です。
誰にも必ず訪れる最後の瞬間。
あなたが亡くなった後に、何が残せるでしょうか?
パートナー、家族、子供たち、友人や同僚に
どのような言葉をかけて貰いたいですか?
本気で考えると、答えがでてきます。
もちろん、自分の評価は自分で決めますが、自分の周囲の人にとって、「どのような存在でありたいのか?」それを明確にすることで、人生の目標や規範が定まります。
自分にとっての守るべき憲法に相当する「ミッションステートメント」を作り上げ、その規範に従って日々の行動を選択しましょう。
第2の習慣の達成に向けて
7つの習慣を読んだ後に、結局何をするべきなのか?
その大原則は書いてありますが、いざ実践するときには助けが必要です。
この記事では、これまでに私が学んだ中から、知識、考え方、具体的な実践、アイテムなど、「第2の習慣」の達成に役立つ情報をお届けします。
「7つの習慣(著者: スティーブン・R・コヴィー、訳: フランクリン・コヴィー・ジャパン)」
「ミッションステートメント」とは
「ミッションステートメント」とは自分自身の「信念」や「理念」を文章として書き表したものです。
国でいうと「憲法」に相当します。まずは原則に従った「ミッションステートメント」つまり「憲法」があることで、自分の行動原理や日々の選択「法律」が自然に定まってきます。「法律」は「憲法」に違反することはないので、まずはきちんと自分だけの「ミッションステートメント」を作成しましょう。
「ミッションステートメント」が必要な理由
どうして「ミッションステートメント」が必要なのか?ということを簡単にまとめます。
そのためにはまず、「すべてのものは二度つくられる」という考え方を理解する必要があります。
例えば、今自分の目の前にある、「スマートフォン」はどのようにして作られたのかを考えてみましょう?
まずは、「どういうデバイスにしたいのか?」を考える必要がありますよね。
概念を考える
・誰もが手軽に持ち運べる様にしたい
・音楽、動画、SNSを楽しめる様にしたい
・持っているだけでワクワク感が得られるデバイスにしたい
図面を作る
・大きさはこれぐらい、重さはこれぐらい、素材はこういう材質
・音声接続が必要、大きなディスプレイが必要、高性能なCPUが必要
・見た目のデザインが重要、未来的かつスタイリッシュなデザイン
このようにして、「良いスマートフォン」を作るための具体的な図面が描かれていきます。
ここまでが第一の創造であり、設計図を描くプロセスです。
その後、設計図に従って実際に素材を選んだり、コストを考えたり、工数を考えたりしていくことになります。ここからが第二の創造であり、設計図を実現するためのプロセスです。
それでは、これを自分の人生に置き換えてみましょう。
「どういう人生にしたいのか?」を考えていきましょう。
まず5分間、「どういう人生にしたいのか?」考えてみましょう。
どうでしょうか?とても難しいですよね?
「スマートフォン」であれば、機能が優れている、軽量である、電池が長持ちするなど、ある程度数値化された「ベンチマーク」によって概念を考えることができますが、人生にとっての「ベンチマーク」というのは本当に人それぞれで、正解はありません。
もしかしたら、「お金持ちになりたい!」「地位と名声が欲しい!」「能力を高めたい!」などを考えたかもしれませんが、それらは本質的ではありません。第1の習慣「主体的であること」で学びましたが、人間は「原則」を中心に物事を考える必要があります。
まずここで理解して欲しいことは、人生においても二段回の創造プロセスが必要であって、「どういう人生にしたいのか?」が定まらないことには、「良い人生」は決して手に入らないということです。
「ミッションステートメント」の思い描き方
「どういう人生にしたいのか?」を定めるための方法として、「7つの習慣」では、「終わりを思い描くことから始める」という「第2の習慣」が紹介されています。
過去どんな人物も、歴史上の偉人も、今生きている人たちも、そしてこれから生まれてくる人たちも、全ての人間に共通することは、「必ず最後の瞬間が訪れる」ということです。
この共通点を切り口に考えると、「どういう人生にしたいのか?」についてまずは概念を思い浮かべることが出来るようになります。
「最後の瞬間」はもちろん人生の終わりを意味しますが、ミッションステートメントを考える上では、「今の仕事を辞めるタイミング」、「子どもが大人になって独立するタイミング」「友人の送別会」、などの節目を想像することでも良いですね。
「最後の瞬間」「大きな節目」において、自分は関わった人たちに「どのように思われたいのか?」「どんな声をかけて貰いたいのか?」ここを真剣に考えることで「どのような人生にしたいのか?」つまり「良い人生」の定義を創ることができます。
そのようなシーンを考えることで、自然と「原則」を中心とした自分にとっての「良い人生」に思いを馳せることができるのです。
このようなやり方をすると、「あなたは良い大学を出て、どんどん出世をして立派でしたね」「いつも最新の高級車に乗っていましたね」などと言われることは、「良い人生」の定義にはならないとハッキリと理解できると思います。
しかし、普段は、「出世して偉くならないと」「1円でも多く稼がないと」など、自分にとっての「良い人生」とは全く異なる設計図を指針に人生を創ろうとしていたことにも気づくかもしれません。
「ミッションステートメント」の作成方法
自分にとっての大切な関係性を考えましょう。パートナー、子ども、友人、仕事の関係者、コミュニティ、など、考えられる範囲で具体的な相手を想像します。
それぞれに対して、「最後の瞬間」や「大きな節目」において、「どのような言葉をかけて貰いたいのか?」を真剣に考えましょう。
一人きりで、落ち着ける環境で、自分の考えを紙に書き出していきます。この作業は数時間や1日で終わる物では無く、少なくとも1週間は使いましょう。実際に、この作業だけに数時間を使える人も多くないと思います。
一日のうちのスキマ時間に、思いついたことをメモしておくことから始めると良いですね。
思いっきり創造力を働かせて、自分の内面の奥底にある「原則」に触れることが重要です。うわべだけの言葉では、「良い人生」の定義は定まりません。
2つのステップで作成していく
「想像力」を働かせるステップ
例えば「最後の瞬間」に子どもたちから「どのような言葉をかけて貰いたいのか?」を想像しましょう。「笑顔」「愛情」「厳しさ」などのイメージが沸くでしょうか?キーワードになりそうなことをどんどんメモしていきます。直感的なイメージや感覚を働かせることが重要です。
そして次に「いつも笑顔でいてくれた」「いつも優しくしてくれた」などのフレーズを書き起こして行きましょう。「厳しいけれど本気で向き合ってくれた」こういう表現もありますね。これを思いつく限り書き上げたら、次のステップで文章を完成させます。たくさんありすぎても構わないので、どんどん書いていきましょう。
「分析」して文章にするステップ
「想像力」をもとに書き上げられたフレーズを「分析」していきます。例えばなぜ、「笑顔でいてくれた」と言われたいのか?そう言われるためには自分は「どうあるべきなのか?」これを分析して、文章を完成させていきます。
「子どもたちにいつも笑っていて貰いたいから、まず自分が笑顔でいるようにする!」このようにして、子どもたちの前で目指す自分のあるべき姿と、その理由を紐付けていきます。そして、少しずつ自分の普段の言葉使いや、言い回しに近づけることで、より自然な「ミッションステートメント」が完成していきます。大切なことは、「どうしてそう思われたいのか?」「そのためには何をすべきなのか?」に基づいて、「だから私はこのような目標を立てる」という流れをハッキリとさせることです。
また言葉選びも大切な要素です!「インサイドアウト」「主体的であること」でも学びましたが、全ては自分が選び行動することが大切です。そして、「前向きな言葉」を選びます。さらに、目標であると、「今はできていないからこのように変わりたい」というような「未来形」の書き方をしがちですが、「現在形」であることが大切です。「自発的」「ポジティブ」「現在形」が3つの重要ポイントです。
これらを踏まえると、
「私はいつも子どもたちに笑っていて貰いたいから、笑顔で話しかけ、目を見ながらコミュニケーションをとります」
このような「ミッションステートメント」ができあがります。
「ミッションステートメント」の仕上げ方
人はそれぞれ、多くの役割や立ち位置の中で生きています。パートナー、子ども、友人、仕事の関係者、コミュニティ、など、それぞれに対して「ミッションステートメント」を作成していきましょう。それぞれについて何個の「ミッションステートメント」があっても構いません。まずは立ち位置ごとに書いてみて、漏れが無いようにすることが大切です。
そして、バラバラに書き上げたら、全体を眺めるようにしましょう。そうすることで、足りないことや、言葉選び、重複、などに気づけるようになります。その段階で、少しずつ文章を推敲して行けば、より良い「ミッションステートメント」が完成します。
そして、忘れていけないことは、「ミッションステートメント」は一度作ったら完成というわけでは無いと言うことです。自分自身の成長や家族の成長、様々な環境の変化があるたびに書き直す必要も出てきます。もちろん、何も無くても、良いフレーズや新しい目標が見つかったりすることもあるので、定期的に見直すことを前提としましょう。最初から完璧な「ミッションステートメント」を目指すと挫折してしまうことも考えられます。まずは、60点くらいの「ミッションステートメント」を作りましょう。
「終わりを思い描くことから始める」プロセスを経験することが何より大切です。これまで気づかなかった、家族、友人、同僚に対する感情や、自分自身の本音に気づくきっかけにもなるでしょう。まずは、1日5分だけでも考えるようにしてみてください。
「ミッションステートメント」の使い方
完成した「ミッションステートメント」は手で紙に書き、1日に1度は目に入るところに飾っておくことが大切です。その理由は主に2つあります。
1つめに、どれだけ考えて、練りに練って作った「ミッションステートメント」でも、人は必ず忘れます。
2つめは、目にすることで「日々の行動を改めよう」、「昨日は反射的に子どもを叱ってしまった」などの良い反省に繋がるからです。
もちろん、「ミッションステートメント」を他人に見られることの恥ずかしさや、そもそも張る場所が無い、などの理由もあると思いますので、はじめのうちは紙で書いたものを写真にとって、スマートフォンやパソコンなどから、いつでも見られる状態にしておくことがお勧めのやり方です。
また、見る癖をつけることが大切なので、既にある自分の生活のリズムの一部に組み込むことも大切です。毎朝起きてコーヒーを飲むならば、コーヒーを飲みながら「ミッションステートメント」を読む。家を出るときにエレベーターに乗る習慣があれば、エレベーターを降りるまでの時間は「ミッションステートメント」を眺める。このようにすると、せっかく作り挙げた「ミッションステートメント」の効果を最大限に味わうことができます。
「ミッションステートメント」との付き合い方
大前提として、人は完璧ではありません。時に感情的な反応をしてしまったり、誤った選択をしてしまうことがあります。しかし、だからといって「人生が失敗」となるわけではありません。過去に何があったとしても、これからの習慣がこの先の人生を作っていきます。
その指針として「ミッションステートメント」は存在するのです。毎日眺めていると、全ての行動に対して「ミッションステートメント」に沿ったことができているか?「ミッションステートメント」に照らしてみて、今の自分は何を選ぶべきなのか?を、冷静に考えることが増えてきます。このようにして、自分の望む「最後の瞬間」や「大きな節目」を迎えることを目指すのです。
繰り返しになりますが、「すべてのものは二度つくられる」ことを思い出しましょう。「第一の創造」こそが「ミッションステートメント」を作り上げることです。そして、「第二の創造」はその設計図に沿って、行動、態度、感情を選択して、人生を作り上げていくことになります。
多くの人はこれまで「設計図の無い人生」を送っていたと思います。私もその1人でした。けれど、臨むべき「最後の瞬間」を本気で考えて「ミッションステートメント」を作ったならば、指針が明確になります。これまで気づかなかったような、「小さな失敗」を反省したりもします。けれども「小さな成功」にも気づくことが増えます。目指すべき姿があることで、人間の潜在意識は大きく変わります。目標に近づくための手段は自動的に現れてきます。
「第一の創造」をすることが人生を変えます、「第二の創造」に必要な手段についてはあまり考えなくても大丈夫です。
今回の記事は以上です。
著作権者(著者、訳者、出版社等)のみなさま
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