こんな悩みを解決! 「30代になってから悩みが増えたけどどうして?」
「新人の次のステップ、仕事が中々上手くいかない!」
「30代になって、生き方を見直したいけどどうしたら良い?」
「自分の人生で何を目指すべきなのか、分からなくて不安」
「30代になってから悩みが増えたけどどうして?」
「新人の次のステップ、仕事が中々上手くいかない!」
「30代になって、生き方を見直したいけどどうしたら良い?」
「自分の人生で何を目指すべきなのか、分からなくて不安」
この記事では、見習い時代の20代を終えて、
30代になった人が、人生をどう生きるべきなのか?
なぜ30代こそが人生の9割を決めるタイミングなのかについて、
「30代を無駄に生きるな」を参考にお伝えします。
結論から述べます。
30代は多くの選択が訪れる時期なので、
一つ一つしっかりと考えて、選び、
時には捨てることも大切です!
経験、人脈、知識、お金など、20代の頃と比べて
多くの物が手に入った状態が30代です。
一方で、体力、瞬発力、吸収力といったものが、
少しずつ落ちてくるのも30代です。
30代こそが、人生においてベストなコンディションである!
という認識を持ちましょう!
なぜこの結論に達するのかについて、「30代を無駄に生きるな」では、
著者の「永松茂久」氏の実体験、経営者や執筆家としての経験など、
にも基づき解説されています。
もちろん、一般の会社員としての人生や、
家族、友人との関係性についても解説されています。
この記事では、「30代を無駄に生きるな」を読んで理解した内容を、
私自身の考えも交えながら紹介します。
「30代を無駄に生きるな」のまとめ
人生の9割が決まるのが30代の10年間です。
仕事、人間関係、お金、習慣や、
良い人生を手に入れるための方法について、
「30代を無駄に生きるな」では教えてくれます。
こんな人にオススメ!
「30代のうちにこれまでの人生を改めて、
より良い人生に切り替えたい人」
「30代になり、仕事、家庭、子育ての
バランスについて悩んでいる人」
「まだ20代だけど30代の準備をしたい人や、
40代で自分の30代を振り返りたい人」
本書では、人生のど真ん中である30代は、
「決して惰性で生きてはいけない!」
と強く主張しています。
なぜなら、30代は
・転職するか?
・独立するか?
・結婚するか?
・子どもを作るか?
・家を買うか?
・今の業界に留まるか?
このような「選択」と「決断」が矢継ぎ早にやってくる、
人生で最も分岐点が多いタイミングだからです。
20代であれば、まだ若いので決断を先延ばしにもできます。
けれど、40代だと決断には少し遅い。
つまり、30代こそが、選択の必要が多くなるのです。
もちろん人はいつからでも変われるし、
学び始めるのに遅すぎることはありません。
ただ、現実問題として、精神、体力、地位、お金など、
全てがほどよくバランスしている時期はそう長くないのです。
著者の「永松茂久」氏は、経営者として多くの人と対話した中で、
成功者に共通することは、
「30代を惰性で生きていない」
ということに気づいたといいます。
自分に問いかけてみましょう
・今のままの収入、人間関係、友人、役職、で良いですか?
・全く同じで無くとも、自分の上司、さらにその上の人と同じ道を歩きたいですか?
多くの人は、「本当は嫌です!でも。。。」
となるのではないでしょうか?
さらに、残酷なことを伝えると、
「今のままで良い」「上司たちと同じ道で良い」
と思っている人は、その「現状維持」「既定路線」
すら、この先は難しいことを学ぶべきです。
少子高齢化、GDP準位の低下、円安、様々な社会情勢が変化して、
強制的に変わることが求められる時代がやってきます。
そうなったら手遅れです!
そのまえに、なりたい自分、つかみたい人生に向けて、
動き出す、もしくは準備を始めるべきです!
そして、そのタイミングとしてベストなのが
30代であると「永松茂久」氏は言います。
30代の状況を図でまとめてみましょう。
この成長過程の20代と、肉体的制約、社会的制約が訪れる40代の間、
理想的な期間がまさに30代なのです。
心技体の全てが揃い、お金、地位も安定してきます。
そして多くの決断を迫られるので、
人生が音を立てながらガラリと変わるタイミングになるのです。
「30代をどう生きるかで人生の9割が決まる!」
この問題意識を持って、前向きに行動した人は
必ず成功をつかむことができます。
「30代を無駄に生きるな」の構成
本書「30代を無駄に生きるな」は30代で身につけておくべき項目を、
5つに分類して、さらに項目ごとに詳細がまとめられています。
そして、最後に「30代をどう生きるか?」としてまとめがあります。
この記事では、各項目で私が特に共感したことについて、
私自身の思いも合わせてまとめています。
著者の「永松茂久」氏について
「永松茂久」氏は、執筆、講演、コンサルティング業を通じて、
「次世代の憧れとなる大人を増やす。」ことを目的として活動をされています。
このブログで紹介する「30代を無駄に生きるな」以外にも、
多数の本を執筆されています。
私はまだ1冊目ですが、非常に刺激を受けました。
これからもの「永松茂久」氏の作品から学んでいきたいと思います。
また、X(旧Twitter)、YouTube、やInstagramなど、
様々なSNSも使いながら情報発信をされています。
もし、このブログを通じて興味を持った方は、
「永松茂久」氏の情報をチェックしてみてください。
30代の考え方
自分の立ち位置を理解する!
あなたはどこに立っていますか?
ここでは寓話が紹介されています。
オアシスにたどり着かなかった青年の物語です。
砂漠の真ん中で途方に暮れた青年がいました。
青年はオアシスを目指していますが、
どちらに進めば良いのか分かりません。
偶然にも心優しい老人が通りかかりました。
そして、青年はオアシスに行きたいこと、
道が分からなくて困っていることを伝えました。
すると老人は、オアシスまでの地図とコンパス、
さらに水を譲ってくれました。
さて、青年はオアシスにたどり着けたでしょうか?
答えは「NO」です。
なぜでしょうか?
なぜなら、青年は「自分が今どこに立っているのか」、
それが分からなかったのです。
30代で人生を変えたい!夢を叶えたい!と思っている人。
この青年と同じ状況になっていませんか?
理想とする30代や、その先の人生を手に入れるために、
まずは自分の位置、理想との距離と方向を理解しましょう。
自分の棚卸し
前置きもなく、「あなたは何者ですか?」と聞かれると、
99%の人は、「会社員です」「XXX銀行」で働いています。
このように、多くの人は仕事関係の回答をします。
しかし、人生=仕事、ではないですよね?
自分の立っている場所を理解するためにも、
まずは自分の立っている場所をハッキリとさせましょう。
具体的には、以下の項目について書き出しましょう。
「好きなこと、嫌いなこと」
「得意なこと、苦手なこと」
「今後やりたいこと、やりたくないこと」
「人生のゴール」
「大切なこと、不要なこと」
「何に幸せを感じるか、何を恐いと思うか」
私の場合は7つの習慣で学んだ第2の習慣
「終わりを思い描くことから始める」で棚卸しをしてありました。
項目は他にも付け加えてOKです。
個人、会社、家族、親など、
様々な立場(視点)から、それぞれの項目を考えると良いでしょう。
また、手書きで行うほうが、脳に刺激が与えられ、
より、夢に一歩近づきやすくなります。
人生のゴールの考え方は、「神メンタル」 (著:星 渉) 」がとても参考になります。
自分がどんな人間か分かってくると、
今の自分の立ち位置が分かってきます。
ドライブして目的地に行くとき、
スマホの地図に目的地と現在地を入力するイメージです。
残念ながら人間にはGPS機能がないので、
自分で現在地をきちんと入力しないといけません。
これをやらないでゴールを目指そうとすると、
確実に遠回りをすることになります。
遠回りで済めば良いですが、最悪ゴールにはたどり着けません。
足下を固めよう!
人生においては「信頼残高」の方が、
銀行の「預金残高」よりはるかに重要です。
今の場所で成功を目指すにも、次の場所に移るにしても、
足下を固めつつ、自分の脚力を鍛える必要があります。
その中で一番大切なモノが、自分を信頼してくれる人の数です。
「理解」なくして「信頼」無し!
まず、自分のことを分かって貰わないことには、
「信頼」を得ることは出来ません。
そして自分のことを分かって貰いたいならば、
能動的に動く必要があります。
「今自分が何を考えているのか?」
「自分が何を大切に思っているのか?」
家族、夫婦だからこそ、あえて伝わらないと伝わりません。
いつも一緒に仕事する仲間であっても、心の内は分かりません。
自分から考えを伝えることで、相手の気持ちを引き出すチャンスにもなります。
「信頼される」とは何か?
自分が「心から信頼している相手」をイメージしてみましょう。
その人について、どんな印象を持っていますか?
おそらく共通するのは、
「あなたに対して心を開き、警戒していない人」
ではないでしょうか?
つまり、「信頼される人」を目指すのであれば、
自分から先に心を開くことが大切です。
自分の強みを知ろう!
自分の仕事、習慣、癖、こだわりを書き出してみましょう。
「三日坊主」、「継続は力なり」などにもあるように、
何かを続けるということは、とても大変なことです。
自分が続けてきたことは、他の人には続けられないことかもしれません。
つまり、他の人がやっていなくて、自分は続けていること。
それこそが個性であり、自分の強みということになります。
副業を始める時、転職を考える時、独立する時、
個性と強さを理解していないと、絶対に上手くいきません。
私の場合は、手書きでリストを書き出してみました。
この作業を行うと、自分の目指す方向に対して、
どんな武器をもっているのか?何を鍛えないといけないのか?
こういったあたりがハッキリしてきます。
また、続けていることは「習慣」であり、
「習慣」が人生を作ります。
また、続けている「習慣」には悪い「習慣」もあります。
夜更かし、暴飲、暴食、タバコ、ギャンブル、
もしそれらが強みに変えられないと思うならば、
30代のうちに、強みとなる「習慣」と、
止めるべき「悪癖」を見定めておきましょう。
素敵な勘違いをしよう!
人は夢や目標を思い描き、想像すると、
現実(行動)がそれに引っ張られていきます。
脳の力、無意識の力というのは強力です!
「神メンタル」 (著:星 渉) 」でも紹介されていましたが、
脳は思い描いたことと関連する情報を、
勝手に集めてくるのです。
さらに、言葉使いを変えることで、
行動が少しずつ変わってきます。
つまり、夢を描き、言葉使いを変えると、
思考パターン、行動パターンに変化が訪れます!
理想の自分をイメージして、
「自分は既にそうなっている」、と勘違いしながら生活することこそが、
理想を手に入れる具体的な手段なのです!
私は、自分の理想とする仕事、振る舞い、立場を手に入れた人を検索して、
その写真、イメージを毎日眺める様にしています。
「自分が大衆の注目を集めている様子!」
「自分が出版した本のサイン会をしている様子!」
「自由気ままに旅行している様子!」
毎日眺めて、脳に素敵な勘違いをさせています!
自分で決めて行動する!
個人主義ではなく、集団主義の色合いが強い日本では、
「右に倣え」「出る釘は打たれる」「空気を読む」という、
決定はしない、結論は先延ばしにする、という風潮があります。
結果として、自分の意見を主張したり、
行動を選ぶことができなくなっています。
仕事においても20代は、まだ学ぶことが多いので、
「決めない」「行動しない」でも許されますが、
30代からは先頭に立つことが求められます。
その30代になった時、自分の考え、意見、主張が無いと、
「何も考えていない人」と認識されます。
そして、主張した意見は実行しないといけません。
30代はだんだんと仕事にも慣れてきて、
大きな成功を掴みたい欲も出てきます。
一方で、色々なことが分かってきたがゆえに、
失敗を恐れる気持ちも増してくる時期です。
その悪い結果として、リスクを取らずに、
他人のやり方を批判し始める人も出てきます。
しかし、30代というのは、管理職である、50~60代から見たら、
まだまだ自分の子どものような存在です。
そして、管理職こそが30代の評価者となるのです。
どんどん挑戦して失敗してもOKです!
行動しない人には成功も失敗もありません。
小さな挑戦を繰り返し、失敗もして、
だんだんとコツを掴んで、ヒットを打てるようになります。
その先に、ホームランを連発する、大きな活躍が待っています!
もちろん、成功には運が必要なのですが、
運を掴むには、挑戦の数を増やす以外ありません。
30代の人間関係
人付き合いは変化する!
今、30代の方は実感しているかもしれませんが、
30代はとても忙しいです。
仕事も任されることが多くなり、
家庭でも子どもの世話、将来設計など、
やるべきことが盛りだくさんです!
新しいことがたくさんある中で、人付き合いも新しくなります。
ここでちょっと考えてみてください。
学生時代の友人と、毎月の様に遊びに行ったり、
飲みに行ったりしていないでしょうか?
それが、本当に価値があり、人生の豊かさに繋がっている。
このように断言出来なければ、少し回数、頻度を減らしてみましょう。
長い付き合いがあって、断りにくいのであれば、
本当に大切な人との約束で、スケジュールを埋めてみましょう。
そうすると、罪悪感もなく、自分の時間を大切な人と過ごせるようになります。
自分が好きなことをしていると幸せになり、
周りの人も幸せにすることが出来ます。
周りを活かせるようになろう!
仕事というのは、多くの場合チームで行います。
なぜチームで行うかというと、
単純に作業量が多いということもありますが、
基本は、得意、不得意をカバーしあうことが目的です。
30代までに一通りのことをならい、出来る様になると、
ついつい、自分で全部こなしたくなってきます。
しかし、30代はリーダーとしての役割が求められ、
上手く任せる能力が試されているフェイズなのです。
30代で大きな成功を手に入れる人は、
自分の周りに優秀な人材を集めています。
会社であれば、社員の得意、不得意を理解して、
上手に得意を活かそうとします!
部下の手柄を奪うようにも聞こえますが、
それは意味が全く異なります。
お互いが補いながら、成果の最大化を目指すことが目的です!
自分ががむしゃらに働くのではなく、
周りの人を上手く活かす能力が、
30代で身につけるべき力なのです!
礼節を身につけよう!
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉、
30代ではこれをきちんと身につけましょう!
家族、友人など、身近な人だから、
何も言わなくても分かってくれる。
自分に合わせて貰う。
そんな甘えた気持ち、30代では捨てましょう。
20代は学生時代のノリが残っていたとしても、
多少のことは、周りも目をつむってくれます。
しかし、30代になるとそうはいきません!
むしろ身近な人こそ、一番気を遣うべきです!
仕事ではどうでしょうか?
上司、役員があなたの能力を評価して給与が決まります。
しかし、最も大切にすべき評価は、
一緒に仕事をする仲間です。
30代は新卒、部下、年長者まで、
立場も年齢も様々な人たちと、一緒に働くことになります。
少しばかり仕事ができるから、
自分の方が給料が高いからといって、
身近な仲間に偉そうに偉そうにしたり、
仕事を押しつけたりはしていませんか?
一番に大切にすべきなのは、
あなたの影響が及ぶ、一番近くの人たちです。
一流の人、尊敬する人に触れよう!
20代までは社会に出たばかりで、分からないことも多く、
同期や同年代と関わることの方が多いです。
一方で、30代から大きく伸びる人は、その先を目指して行動すべきです。
具体的にどうしたら良いのかというと、
一流のホテル、レストラン、カフェに足を運んでみることです。
まず、一流のサービスに触れることで、
新しい世界を見ることができます。
また、一流の場所には普段関わることの少ない、一流の人が集まります。
そういった人の仕草、振る舞い、雰囲気を味わうことは、
将来の成長に大きな刺激になります。
また、尊敬する人に会いに行くことも良いでしょう!
実際に会うことが難しくても、書籍を買ったり、SNSを見ることはできます。
可能であるならば、自分の憧れるメンターを探すことも大切です。
特に、自分の夢を実際に叶えた人から学ぶことは、とても重要です。
夢を叶えるまでの地図を持っていて、その道を歩いた経験があるので、
その人の言葉は一つ一つに価値があります。
YouTubeのメンバーシップ、オンラインサロン、様々な形があります。
是非、尊敬する人から学ぶ方法を探してみましょう。
ただし、気をつけることとして、1つの分野は1人のメンターに絞ることです。
ビジネス、家庭生活、投資、サッカー、英会話、
それぞれに1人だけメンターを設定しましょう。
学び方としては、目指す分野で成功している人の話を素直に受け入れ、
マネをすることから始めましょう。
自分のオリジナリティーは初めはいりません。
素直に話を聞く、言われたとおりにやってみる、
これが大切です。
明らかな詐欺で無い限り、素直さ、愚直さも初心者には必要です。
30代の行動力
起業、副業を始めよう!
最近のデータでは、大卒の新入社員の3割は3年以内に会社を辞めてしまいます。
新規学卒就職者の就職後3年以内の離職率 (平成31年3月卒業者)
[中学]: 57.8%
[高校]: 35.9%
[短大等]: 41.9%
[大学]: 31.5%
大卒以外も含めると、3人に1人以上が転職をしていて、
複数の仕事を経験していることになります。
一方で、転職にはリスクがあり、キャリア(給与)ダウンの可能性も大きいです。
そこで、小さなリスクでキャリアアップや、独立を目指す方法として、
副業を行うという選択肢があります。
夜だけ、週末だけ、限られた範囲で別の仕事を行い、
稼ぐ能力や、収入源を増やすことが大切です。
副業の方である程度稼げるようになったら、
仕事を辞めて転職したり、起業したりすることも出来ます。
30代になると、「今の仕事を死ぬまで続けるの?」
そのように悩むタイミングが必ず訪れます。
そんなときに、いきなり仕事を辞めることはハイリスクです。
まずは、本業と副業のダブルワークから始めましょう。
今の仕事も、始める前に選んで決定したはずです。
それでも「これで良いのか?」と悩んだ訳ですから、
転職した結果、もう一度「これで良いのか?」と思う可能性は
ゼロではないですよね。
また、結婚して家庭があったり、子どもを育てていたりすると、
どんなに嫌な仕事であっても、「大きなリスクは取れない」
という状況にあることも多いと思います。
なるべく小さなリスクで人生の岐路を乗り切る方法が、
ダブルワーク、副業を始めることです。
しかしダブルワークも簡単ではありません。
ある程度、経験とスキルが高まり、今の仕事を楽にこなす必要があります。
また、体力、精神力、経済力も必要です。
これが全て揃うのが、30代であるということなのです。
若い20代は色々と足りないモノあり、
40代になってしまうと、会社の重要な仕事を任されたり、
体力の低下とも向き合う必要があります。
プレゼンスキルを磨こう!
30代になると、様々なシーンで人前で話すことが増えてきます。
私も20代の頃に比べて、特に重要な会議で話すことが増えたと感じます。
こういった職場でのプレゼンに限らず、結婚式での友人代表挨拶や、
さらには、子どもの学校での委員会など、とにかく人前で話すことが増えます。
人前だと、つい緊張してしまう人も多いと思います。
ただ、振り返ると、「そもそもプレゼンを学んだことがない」と思いませんか?
私はいま30後半ですが、確かに学校でも習った記憶はないし、
親から教わった覚えもないし、社内研修にも無かった気がします。
そのため、結論からいうと、学ぶ場所がないのであれば、
実際にプレゼンする現場で学ぶ必要があります。
そしてプレゼンは原則、「人に伝える」ことが目的なので、
資料と原稿をどれだけ磨きあげても、響かない、伝わらないことは多いです。
それは、プレゼンにおけるコミュニケーションは、
声の大きさやトーン、表情、身振り手振りなど、
非言語領域の情報が大きな影響を与えるためです。
「プレゼンは実践から学ぶしかない」、言われても、
セミナー講師、社内会議、など、頻繁にはありません。
身近なトレーニングは、家族や友人に何かを伝えることです。
それこそが、プレゼン力のアップに繋がります。
昨日見た動画の内容を伝える。
自分の趣味の話をする。
美味しかったラーメン屋の話をする。
何でも良いので、場数が重要です!
とにかく伝え方を考える癖をつけておきましょう。
30代を定年として捉えよう!
多くの人が高卒、大卒で社会に出ると考えると、
20歳前後で仕事を始めることになります。
そのため、25歳くらいまでは、とにかく先輩の話を聞き、
指導を受けることになります。
つまり、25歳を超えたくらいから、
社会人としての実力が評価され始めます。
そこからが本当の意味でのレースの始まりで、
30代になると結果を出せる人、出せない人がハッキリ現れます。
そして、ここからの10年で40代をむかえるまでに、
自分が築いたポジションが、40歳以降の仕事の評価に強く影響します。
F1に代表される、モータースポーツのポールポジションのようなもので、
30代までが予選、40代以降がメインレースと考える事ができます。
30代までの積み重ねで、40-50代の加速度合いが決まります。
つまり、人生でどこまで行けるのかが決まります。
ここを理解して、40代になるときを1つの定年と捉えて、
30代にやるべきことを整理すると良いでしょう!
なんとなく自信が付いてくるのが30代。
なんとなく将来が不安になるのも30代。
この時期にきちんと目標を定めて努力する。
10年、5年、1年の単位でやることを決め、
きちんと努力することが大切です!
30代の人に好かれる力
影響力を身につけよう!
30代はまだ若く、良くも悪くも、環境や人から影響を受けやすいです。
会社やプライベートでも、色々な出会いがあり、
様々な形で影響を受けるようになります。
新しい考え方、生き方を知り、感銘を受けることもあります。
一方で、仕事や家庭の愚痴ばかり言う人たちの中にいると、
自分もだんだんと似たようなことを言い出します。
自分の頭で考えているようで、人は周りに強く影響されています。
良い影響を受けたいのであれば、付き合う人、
目や耳に入れる情報に気をつけましょう。
今すぐ実行できる方法としては、
こうなりたいと思う人のSNSや本を読むと良いでしょう。
30代までに受けた良い影響力は、40代以降において、
人に与える側に回れることを目指しましょう。
職場、友人、家族はもちろんのことながら、
SNS等を通じて広く発信することで、
良い影響の輪を広げていくことが大切です。
そして、最も大切な影響力とは、
一緒にいたいと思わせることです。
「自分はどんな人と一緒にいたいですか?」
自分を認めてくれる人と一緒にいたいですよね!
「その人はどんな表情をしていますか?」
笑顔に決まっていますよね!
30代で身につけるべき影響力の基礎として、
まずは笑顔でいることを心がけましょう。
尊敬する人、憧れる人から学びながら、
自分を磨き、尊敬される側へと成長しましょう!
心の内輪を広げよう!
一流と呼ばれる人の流儀を理解してみましょう。
「三流は時の権力者を大切にする。」
「二流はトップに近い勝ち馬を大切にする。」
「一流はまだ何者でもない人を大切にする。」
ここから何が学べるのかというと、
一流の人間ほど、自分が今に至る前は、
まだ何者でも無かったことを、よく理解しています。
そして、過去の何者でもない自分に優しくしてくれた人、
何かを教えてくれた人のことを、決して忘れません。
何者でもないからこそ、何かになる可能性を秘めているのです。
そこそこに仕事が出来るようになり、人脈も広がった30代だからこそ、
若い人、立場の弱い人に親切にすべきです。
一流を目指すからこそ、一流の人の心の器を見習いましょう。
人に優しくする、親切に教えることで、徳を積んでいきましょう。
徳を積むことは、後の人生で何倍にもなって、
必ず自分の人生を豊かにすることになります。
お酒と上手に付き合おう!
ここでは、30代のお酒との付き合い方を解説します。
時代遅れと言われるかもしれないけれど、
お酒の席はいまだに重要なコミュニケーションの場です。
国家を代表する人同士の話し合いも、会議室の中より、
昼食やディナーをとりながら行うことがありますよね?
これがまさにその証です。
30代は20-30代の世代と、40代以上の橋渡しをする役割も求められます。
毎日、毎週と付き合う必要は全くありませんが、
身近な人と小規模な会であれば、タイミングをみて付き合うべきです。
私は、5人以上の飲み会だと、結局誰とも密に話せなくて、
得るものが少ないので、「少人数」ということを参加条件にしています。
上司や部下という立場ではなくて、お互いの考え方、
生き方を知り合う良い機会として考えてみましょう。
苦手な人と仲良くなれるかもしれないし、
それによって、仕事がやりやすくなるかもしれません。
ただし、愚痴や説教ばかりで、うんざりするような席であれば、
もう二度と行く必要はありません!
逆に、普段話したいけど話せない人と、
交流のチャンスになりそうならば絶対に行くべきです!
仕事で成功したいのであれば、人付き合いを外すことは出来ません。
その付き合いの一部に、お酒の席が含まれる、
そのように理解しておくと良いでしょう。
30代の習慣力
読書をしよう!
いつの時代も、成功する人は本を読む習慣があります。
これは、自分にはできない、経験、体験を、
他の人が教えてくれるためだと思います。
また、人類の長い歴史の中で、似たようなことは繰り返されます。
そのため、今自分が向き合っている問題は、
過去の誰かが、解決済みであることがほとんどです。
「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
失敗から学ぶことは大切ですが、過去に大失敗した例があるならば、
それを事前に学び、避けることも大切です。
「30代を無駄に生きるな」では、定期的に本屋に行って、
タイトルを眺めるだけでも良いと伝えています。
私としては、YouTube、Audibleなど、音声で、
本を聞くことをオススメします。
無料で聴ける有料チャンネルはこちらです。
フェルミ漫画大学
本要約チャンネル【毎日19時更新】
学識サロン
中田敦彦のYouTube大学
聞いてみて、「面白いな!」「ちゃんと読んでみたいな!」
と思ったら、実際に購入すると良いでしょう。
私自身、本業で執筆活動をすることもあります。
たった数時間で読み終わる内容を作るためにも、
数ヶ月かけて、内容を練り、調べ、修正を加える必要があります。
自分の代わりに多くの経験をつみ、さらに膨大な時間を使って、
分かりやすく、読みやすくまとめた本が、
高くても1000~2000円程度で買えるのです。
30代で成長したい人は、絶対に読書をすべきです!
外見を整えよう!
どんなに仕事ができても、人当たりが良くても、
身なりが汚いと、その人の評価は下がります。
特に職場に女性が多い場合、より厳しい目で見られます。
今後さらに、共働きが当たり前になるとすれば、
外見をキレイにすることは必須ですね!
がむしゃらに働いている、20代の時は、
精神的、時間的、金銭的にも余裕は少ないと思います。
しかし、全てが丁度よく揃う30代であれば、
多少お金をかけても、外見を整えるべきです。
顔を洗う、ツメを切る、髪を整えるなど、
まずは清潔感を与えることから始めましょう。
そして、財布、時計、靴など、
その次に人に見られやすいアイテムを、
少しだけ良いモノにしてみましょう。
自慢する、見せびらかすために高級品を買うのでなく、
自分の理想とする人、尊敬する30代が使っていそうなモノを、
まず1つだけ買ってみましょう。
それを見て「よし、頑張ろう!」と思えるモノであれば、
値段以上の価値を必ず発揮します。
私の場合は、ずっと使っていてボロボロだった財布を、
新調してみました。
なんとなく、心に余裕が出来た気がします。
30代をどう生きるか
近道を探すな!
30代となり、少し成長したことで、
自分の人生でどこまで行けるのか?考えることも増えます。
一方で、10代、20代で大成功した有名人、起業家、
彼らと比べて落ち込むこともあります。
すると、つい、「手っ取り早く稼ぎたい!」、
「楽してお金持ちになりたい!」、と思う人も出てくる。
しかし、「人生に近道はない」ということを、
是非とも心に刻んでおいて下さい。
若くして何かを成し遂げた人は、
他の人の10倍、100倍の努力をしています。
そして、平凡な人生の100倍のリスクをとって生きています。
仕事やビジネスであっても、スポーツと同じです。
基礎を鍛え、努力を続けることで、
だんだんと上達するのです。
いきなりホームランを打ったり、150 kmのストレートは投げられません。
もし、簡単に成功することがあったとしたら、
それは、他の人にも簡単に成功できることです。
一瞬は勝つことができても、長くは続きません。
他の人にマネできない強みを探して、
それをコツコツと鍛え続けることが大切です。
徳を積み上げよう!
「徳」とは、まさに7つの習慣で学んだ、
「信頼口座への預け入れ」です。
30代は仕事だけで無くて、地域のコミュニティ、子どもの学校など、
多くの人と新しい出会いがあります。
新しい出会いを成長のチャンスにつなげましょう。
・人の話を聞く
・笑顔で接する
・出来ることは手伝う
大変なこと、難しいことはしなくて良いのです。
小さなことを続けて、徳を積み、信頼を高めましょう。
「こんな人になりたいな」
「こんな自分でいたいな」
そう思える自分を目指すことが大切です。
自分のことばかり考えている人。
自分のためにしか行動しない人。
そういう人より、圧倒的に幸せに近づきます。
席を譲る、ドアを開けてあげる、ゴミを拾う。
どんなことでも良い、いつでも良いので、
何か1日1つでも、明らかに良いことをしましょう。
はじめのうちは恥ずかしいこともあるので、
自分の机をキレイにする、部屋を片付ける、
財布の中を整理する。
力を抜いて出来ることから始めましょう。
それから、子どもの習い事、いつも行くコンビニ、
身近な人を笑顔にさせる優しさをふりまきましょう。
あなたが徳を積み、信頼を高めることで、
家族、友人、職場の人も笑顔になります。
そして、笑顔に囲まれて過ごすことで、
いつの間にか自分も笑顔になっていきます。
「30代を無駄に生きるな」の振り返り
30代は人生の9割を決める大切な時期です!
仕事、友人、家族、様々な変化が訪れます。
どんな人と歩き、どんな選択をするのか?
一つ一つがとても大切になってきます。
何かを選ぶと言うことは、何かを捨てるということです。
全てには意味があります。
別れること、離れること、捨てることも、
必要なこととして受け入れましょう。
自分の周りにどんな人を集めるかで、人生が決まります。
笑顔と思いやりに溢れる人を集めるには、
まず自分が笑顔と思いやりをふりまきましょう。
私自身はまだ30代ですが、この本で学んだことを実践しつつ、
40代も見据えながら、より良い人生を目指して行きたいです!
「30代を無駄に生きるな」は、この記事では紹介していない、
ためになる情報がたくさん詰まっています。
特に、30代のうちに一度は知覧に行くことを進めているところ、
読み応えがあり、実際に足を運ぼうと思いました!
この記事を読んで興味を持った方は、
ぜひ一度手に取って貰えるとうれしいです!
今回の記事は以上です。
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